年の瀬に写真を考える

船橋の給水塔。
ベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻の作品が有名であるが、一枚ではオマージュにもならない。

しかし学生時代に出会った給水塔の写真群は水面下で影響を受けている。
先日国立近代美術館でドイツ写真の展覧会が開かれ、三度?四度?のベッヒャーブームとも感じられる。冷静な目で写真のもつ描写力を信じて、類型化してゆく手法は、結構はまってしまう。そんなに素直に写真力を信じて良いのか?などと感じながらも、この数十年で結構な給水塔などのカットがある。
いままで、あまり意識してこういった写真をまともに考えてこなかったが、このblogでお見せしている植物や昆虫のカットを改めて見ていると、影響が少なくないことを知らされてしまった。
来年は、もう少し積極的に実験を行うことにしたい。

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  by dojou7 | 2005-12-29 13:25 | 街の記憶

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